デール・カーネギー著「道は開ける」に書かれている「今日1日の枠の中で生きよう」という言葉に救われた。

読書する女性

こんにちは、ギョンボです。

私が19歳の時、ある人が、1冊の本を紹介して貸してくれました。

道は開ける」というデール・カーネギーという人が書いた本です。

かなり有名な本なので読んだ事がある人も多いと思います。

当時、私は新聞販売店に下宿しながら専門学校に通っていました。

ある日、その店で一緒に仕事をしていた先輩からこの本を薦められました。

「これ、いい本だから読んでみて。」

その先輩は大学生で、法律を勉強して弁護士を目指していました。

本を開くと第1章にこんな事が書かれていました。

第1章「今日1日の枠の中で生きよ」

「大切なことは、遠くにぼんやりと存在するものに目をやることではなく、手近にはっきりと存在することを実行することだ。」

「明日の準備をする最良の手段は、諸君の全知全能を傾け、あらゆる熱情を注ぎ、今日の仕事を今日中に仕上げることである。」

「人生とは、毎日毎時間の連続の中に、身をおくことである。」

過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日1日の枠の中で生きよう。

つまり、過ぎ去った過去を悔いたり、起こりもしない未来におびえて憔悴するまで悩むのはやめなさいと言っています。

私も、失敗したことをクヨクヨ後悔したり、すぐ不安になったりする性格なので、これを読んだ時は、何か救われる思いがして希望を持つことが出来ました。

一番大事で確かなのは「今、この瞬間」であって過去でも未来でもありません。
今、この瞬間」の積み重ねが過去となり、「今、この瞬間」の決断と行動が未来に繋がります。

この本には悩みを解決する為のヒントがいろいろ書かれていて、後で自分で買って、心に残った箇所に赤ペンで線を引いて、たまに読み返しています。

私は本を貸してくれた先輩に悩みを相談した事は無かったのだけれど、先輩から見たら悩んでいるように見えたのかな?

学校を卒業して先輩とはそれっきりですが、今でも先輩には感謝しています。

まだ読んだ事がなくて、人生に悩んでいる方は一度、読んでみて下さい。

それでは、また!

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